セイコー アストロン オリジン、そのクラシックなデザインは非常に魅力的ですよね。しかし、いざ購入を検討すると「実際の評価はどうなんだろう?」「価格に見合う価値があるのか」と、客観的な評判が気になる方も多いのではないでしょうか。
実はアストロン オリジンは、デザインだけでなく「圧倒的な軽さ」と「時刻合わせ不要の利便性」で非常に高い評価を得ています。その一方で、「価格が高い」という懸念や、「GPSソーラーとソーラー電波」「3Xと5X」といったラインナップの違いで迷ってしまうのも事実です。
この記事では、セイコー アストロン オリジンの客観的な評価を、メリット・デメリットの両面から徹底的に深掘りします。
さらに、人気の型番(SBXY035やSBXD005など)の具体的な比較から、新品・中古の価格相場、レディースモデルの有無まで、購入前に知りたい情報を取り上げました。
この記事が、あなたのライフスタイルに最適な一本を見つけるためのお役に立てると確信しています。ぜひ最後までご覧ください。
出典:セイコー公式
- アストロン オリジンの客観的な評価(メリット・デメリット)
- GPSソーラーとソーラー電波モデルの具体的な違い
- 人気の型番(SBXY035やSBXD005など)の特徴と選び方
- 新品価格と中古品を購入する際の相場観
セイコー アストロン オリジン 評価の総まとめ
セイコーアストロン:オリジンの購入を検討する上で、まずはその全体像と客観的な評価を把握することが重要です。
この章では、「オリジン」がどのような時計なのか、実際のユーザーからの評判はどうか、そして購入前に知っておくべき主要な機能(GPSと電波)やシリーズ(3Xと5X)の違いについて、基本的な情報を網羅的に解説します。

セイコーアストロン:オリジンとは何か?
セイコー アストロンのオリジンは、セイコーが1969年に発表した世界初のクオーツ腕時計「クオーツアストロン」のデザインを、現代の技術で再解釈したシリーズです。名称にある「オリジン(起源)」は、まさにアストロンブランドの原点となった、この歴史的モデルへの敬意を示しています。
1969年の初代クオーツアストロンは、それまでの機械式時計の常識を覆す圧倒的な高精度(当時の月差±5秒)を実現し、「クオーツショック」として世界の時計産業に革命をもたらしました。アストロン オリジンは、その革新の精神と、象徴的なデザインを受け継ぐモデルです。
最大の特徴は、初代モデルのアイコンである独特の曲線を描くクッション型のケースデザインを採用している点です。
この50年以上前のクラシックなフォルムを踏襲しつつ、現代の製造技術(例えば、歪みのない鏡面を生み出すザラツ研磨など)を用いて、シャープかつ高級感のある仕上がりに昇華させています。
アストロン オリジンは、単なる復刻モデルではありません。ブランドの「起源(Origin)」である初代のデザインに敬意を表しつつ、GPSソーラーやソーラー電波といったセイコーの最新技術を融合させた、「過去と未来をつなぐ」というコンセプトを持つシリーズです。
さらに、光エネルギーで駆動するため定期的な電池交換が不要であり、電波受信によって常に正確な時刻を維持します。素材には、多くのモデルで軽量かつ肌に優しいチタンを採用しています。
これにより、ステンレススチールに比べて約40%も軽く、金属アレルギーの懸念も少ない快適な装着感を追求しています。
ラインナップは大きく分けて2種類存在します。一つは、GPS衛星電波を受信し、世界中どこにいても自動で現在地の正確な時刻に修正する「GPSソーラーモデル」(3Xシリーズなど)です。これは海外出張や旅行が多い方に適しています。
もう一つは、主に日本国内の標準電波を受信して時刻を修正する「ソーラー電波モデル」です。国内での使用が中心の方にとっては、十分な機能性とコストパフォーマンスを両立させた選択肢となります。
このように、アストロン オリジンは、ブランドの歴史と最新技術が融合した、セイコーを象徴するシリーズの一つです。

アストロン:オリジンのレビューと総合評価
セイコー アストロン オリジンは、時計専門誌や実際のユーザーレビューにおいて、総じて非常に高い評価を得ています。その理由は、クラシックなデザインと現代的な機能性という、一見相反する要素を見事に融合させている点にあります。
高く評価されているポイント
主な高評価のポイントは、「デザイン」「装着感」「機能性」の3点に集約されます。
デザイン面では、初代クオーツアストロンを継承したクッションケースが、多くのユーザーから「クラシックでありながら古臭くなく、洗練されている」「シンプルで飽きが来ず、高級感がある」と好評です。
この普遍的なデザインは、フォーマルなビジネスシーンでのスーツスタイルにも違和感なく溶け込み、休日のカジュアルな服装を引き締めるアクセントとしても機能していて、装着感については特にチタン素材を採用したモデルで絶賛の声が目立ちます。
「非常に軽量で、長時間着けていても腕が疲れない」「存在を忘れるほどの軽さ」といったレビューが多く見られます。また、薄型設計(特にソーラー電波モデルは9.6mm)のため、ジャケットやシャツの袖口に引っかかりにくく、ビジネスシーンでのストレスが少ない点も高く評価されているのがポイントです。
機能性に関しては、光で駆動し続けるソーラー充電と、時刻合わせが不要な電波受信機能(GPSまたは標準電波)の利便性が、アストロンを選ぶ決定打の一つになっています。
「時計は正確な時刻を示して当たり前」という要求に対し、何の手間もかけずにそれを実現してくれる「ストレスフリー」な点が絶賛されています。「電池交換や時刻合わせの手間から完全に解放された」という満足感は、他の時計では得難いものです。
- デザイン:「50代だが、クラシックなデザインが落ち着いていて良い」「スーツにも私服にも合う万能さが魅力」
- 装着感:「チタンの軽さに驚いた。ステンレスモデルには戻れない」「薄いので袖口で邪魔にならず、デスクワーク中も快適」
- 機能性:「ズボラな自分でも、気づけば常に正確な時刻。本当に手間いらず」「海外出張時にボタン一つで時刻が合うのは感動的」
考慮すべき懸念点
一方で、完璧な時計はなく、いくつかの懸念点も指摘されています。
最も多く挙げられるのは価格です。先進的な機能と高品質な素材(チタンやセラミックス、サファイアガラス)を使用しているため、価格設定は10万円台半ばから20万円台と、決して安価ではありません。
ただし、レビューの中では「定期的な電池交換やオーバーホールのコスト(ランニングコスト)が不要な点を考慮すれば、価格に見合った品質と満足感がある」と納得しているユーザーも少なくありません。
次に、GPSモデルの操作性です。デュアルタイムや強制受信など多機能であるがゆえに、一部のユーザーからは「全ての機能を使いこなすのが難しい」「説明書を読まないと、操作が直感的でない部分がある」という意見も見受けられます。
もっとも、アストロンの強みは「スーパースマートセンサー」による自動修正にあるため、日常使用で頻繁に手動操作が必要になる場面は限定的です。
また、一部のブレスレット(特に旧モデル)に関しては、バックル部分での微調整ができない、またはしにくいという指摘がありました。
しかし、現行のモデルではワンプッシュで簡単に微調整が可能な「簡易アジャスト機構」が採用されるなど、改善が進んでいます。

GPSソーラーとソーラー電波の主な機能
セイコー アストロン オリジンを選ぶ上で最も重要な分岐点となるのが、「GPSソーラー」と「ソーラー電波」の機能の違いです。どちらも光エネルギーで駆動し、電波で時刻を自動修正する点は共通していますが、その仕組みと対応エリアが根本的に異なります。
GPSソーラーモデル
GPSソーラーモデルは、地球周回軌道上(高度約2万km)にあるGPS衛星からの電波を受信します。この電波には、10万年に1秒の誤差という超高精度な原子時計の時刻情報と、衛星自身の位置情報が含まれています。
時計が4基以上のGPS衛星からの電波を捉えると、地球上のどこにいても、その場所のタイムゾーンを自動的に特定し、現在地の正確な時刻に修正します。
これが最大の強みであり、海外出張や世界中を旅行する人にとって非常に便利な機能です。空港に降り立ってボタン操作一つ(または屋外で光が当たれば自動)で、瞬時に現地時間に合わせることが可能です。
また、最新のキャリバーでは、時計が光を感知すると自動で時刻修正を行う「スーパースマートセンサー」機能が搭載されており、1日に最大2回、自動的に時刻をチェックします。
日本の準天頂衛星「みちびき」にも対応しており、都市部のビル間など、空が開けていない場所でも受信性能が向上しています。
5X系キャリバーでは2つのタイムゾーンを同時に表示できるデュアルタイム機能も搭載されています。
ソーラー電波モデル
ソーラー電波モデルは、GPS衛星ではなく、地上の電波塔(送信所)から発信される「標準電波」を受信します。この電波も、セシウム原子時計に基づいた極めて正確な時刻情報を含んでいます。
日本では、福島県のおおたかどや山(40kHz)と、佐賀県のはがね山(60kHz)に送信所があり、この2局で日本全国をカバーしています。
時計は毎日決まった時間(主に深夜)に自動で標準電波を受信し、常に1秒の狂いもない正確な時刻を維持します。
機能がGPSモデルに比べてシンプルなため、文字盤のデザインもすっきりしているモデルが多く、価格もGPSモデルより抑えられている傾向にあります。
ただし、標準電波は国ごとに周波数が異なるため、日本国内モデル(JDM)の場合、海外では電波による自動時刻修正が機能しません(多局受信モデルも存在しますが、アストロン オリジンの現行ソーラー電波モデルは主に国内向けです)。その場合、手動で時刻を合わせる必要があります。
- GPSソーラーがおすすめな人:
- 海外出張や海外旅行に頻繁に行く人
- 世界中どこでも「ボタン一つ」で時刻が合う利便性を求める人
- デュアルタイムなど、多機能性を重視する人
- ソーラー電波がおすすめな人:
- 時計を使うのは主に日本国内という人
- 海外に行っても時刻は手動で合わせれば良いと考える人
- より薄型・軽量でシンプルなデザインを好む人
- コストパフォーマンスを重視する人
3xと5xの違いは?(シリーズ・キャリバー)
アストロンのGPSソーラーモデルには、主に「3X」と「5X」という2つの異なるキャリバー(ムーブメント)シリーズが存在します。これらは機能、サイズ、デザインの方向性が異なっており、どちらを選ぶかはライフスタイルによって変わってきます。
3Xシリーズ(シンプル・小型)
3Xシリーズ(例: キャリバー 3X22, 3X32)は、GPSソーラーウオッチとしての基本機能、すなわち「正確な時刻の自動修正」に特化し、小型・薄型・軽量化を追求したシリーズです。セイコーの技術革新により、GPSアンテナの小型化や省電力化が進んだことで実現しました。
最大の特徴は、GPSソーラーモデルでありながら、ケース径を40mm以下(例: 39mm)に抑えたコンパクトなサイズ感です。これは多くのソーラー電波時計と同等か、それ以下であり、従来の「GPS時計は大きくて厚い」というイメージを覆しました。このサイズ感により、腕が細い人でもバランス良く装着できます。
デザインは、時・分・秒のみを表示するシンプルな3針モデルが中心です。余計な装飾やインダイヤル(小さな文字盤)がないため、文字盤がすっきりとしており、視認性が高いのが特徴です。ビジネスシーンやフォーマルな場面でも使いやすい、ミニマルで洗練されたデザインを好む方に適しています。
5Xシリーズ(多機能・デュアルタイム)
5Xシリーズ(例: キャリバー 5X53)は、3Xシリーズの登場以前に、従来のモデル(8Xシリーズなど)から大幅な小型化を実現した第3世代のキャリバーです。3Xと比較すると、より多機能でハイスペックな位置づけとなります。
5Xの最大の強みは、多機能性にあります。特に「デュアルタイム表示機能」が充実しており、メインの時刻表示に加えて、6時位置のインダイヤルで第二のタイムゾーン(例: ホームタイム)を同時に表示できます。さらに、りゅうずの操作でメインタイムとサブタイムを瞬時に入れ替えることも可能です。
また、「高速タイムゾーン修正機能」を搭載し、最短3秒でタイムゾーンを修正します。これは空港などで非常にストレスフリーな体験を提供します。
文字盤にはインダイヤルや各種インジケーター(受信状況やパワーリザーブなど)が配置され、多機能なガジェットとしての魅力を感じさせます。世界を飛び回るビジネスマンなど、実用的な機能を重視する方に向いています。
3Xと5Xの主な違い(まとめ)
| 項目 | 3Xシリーズ (例: SBXD031) | 5Xシリーズ (例: SBXC001) |
|---|---|---|
| 主な機能 | GPSソーラー(タイムゾーン修正) シンプルな3針表示 | GPSソーラー(高速タイムゾーン修正) デュアルタイム表示(2都市同時刻表示) |
| サイズ感 | 小型・薄型(例: ケース径39mm) | 3Xよりやや大きめ(例: ケース径42.7mm) |
| デザイン | ミニマル、シンプル、視認性重視 | 多機能、スポーティ、インダイヤルあり |
| 主な用途 | シンプルなデザインを好む方、腕の細い方、国内メインだがGPSの安心感が欲しい方 | 海外出張が多い方、多機能・高性能を求める方 |

オリジンの特定のデザインラインを紹介
セイコー アストロン オリジンは、その名の通り「原点」のデザインを継承していますが、その中でも搭載機能によっていくつかのデザインラインに分かれます。ユーザーは自身の好みや使用シーンに応じて、最適な一本を選ぶことができます。
3針 GPSソーラーモデル(3Xシリーズ)
このラインは、アストロン オリジンのクラシックなクッションケースデザインと、最新の3X系GPSソーラーキャリバーを融合させたモデル群です。
特徴は、前述の通りGPS機能を持ちながら、ケース径39mmというコンパクトさと、シンプルな3針表示によるすっきりとした文字盤です。このシンプルさこそが、初代のデザインを最も色濃く反映していると言えます。
文字盤には質感の高いパターン(例:SBXD031の縦ストライプ)が施され、インデックス(時刻の目盛り)も多面カットにルミブライト(夜光塗料)が施されており、視認性と高級感を両立しています。
素材には軽量なチタンを採用したモデル(例: SBXD031, SBXD033)が主流で、非常に軽い装着感が評価されています。ベゼル(風防の周りのリング)に、傷に強い高級素材であるセラミックスを採用したモデルもあり、海外での実用性と、ビジネスシーンにふさわしい品格を求めるユーザーに最適です。
3針 ソーラー電波モデル
こちらは、主に日本国内での使用を想定したソーラー電波機能を搭載したラインです。GPS機能が省略されている分、キャリバーが小型化されました。
ケースの厚さは9.6mmと、GPSモデル(11.0mm)よりもさらに薄型・軽量な設計を実現し、コストパフォーマンスにも優れています。
デザインは、オリジンのクッションケースデザインを最もクラシカルに楽しめる選択肢とも言えるでしょう。文字盤は非常にシンプルで、GPSモデルのような機能表示インジケーター(受信状況などを示す針)がありません。そのため、純粋な「時計」としての美しさが際立っています。
メタルバンドモデル(例: SBXY033)は、チタンのブレスレットとブラックの文字盤が組み合わさり、王道のビジネススタイルにマッチするでしょう。
一方、クロコダイル調のレザーバンドモデル(例: SBXY035)は、シルバーの文字盤とネイビーのベルトが、よりエレガントでクラシックな印象を与えます。
スーツのVゾーンを知的に彩るこのモデルは、国内での日常使いをメインに考え、時刻合わせの手間を省きたい方に高く評価されています。
モデル別にセイコー アストロン:オリジンの評価を解説!
ここからは、アストロン オリジンの全体的な評価を踏まえ、さらに具体的なモデル選びのステップに進みます。
特に人気の高い型番(SBXY035、SBXD005など)の詳細な比較、新品・中古の価格相場、レディースモデルの有無、そしてアストロンシリーズ全体における「オリジン」の位置づけまでを深掘りし、あなたのライフスタイルに最適な一本を見つけるための情報を提供します。
型番SBXY035 / SBXY033/ SBXD005を比較
アストロン オリジンの中でも、特に比較対象となりやすい人気の3モデル、SBXY035、SBXY033、SBXD005には、機能と素材に明確な違いがあります。これらは、ユーザーのライフスタイルや何を重視するかで選択が分かれる代表的なモデルです。
この2モデルは、兄弟機とも言える関係で、共通して日本国内向けの「ソーラー電波」機能を搭載しています。どちらもケース(およびSBXY033のブレスレット)に軽量なチタンを採用し、セイコー独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」が施されました。これにより、日常使用での擦り傷や小傷から時計を守ります。
最大の魅力は、厚さ9.6mmという薄型設計による快適な装着感です。国内でのビジネスシーンや日常使いがメインの方に最適な選択肢と言えるでしょう。メーカー希望小売価格は137,500円(税込)です。
SBXY035(ネイビーレザーバンドモデル)
- 文字盤: シルバー
- バンド: クロコダイル調ネイビーレザー
- 印象: エレガント、知的、柔和
シルバーの文字盤にネイビーのレザーベルトを合わせた、非常にエレガントなモデルです。ユーザーからは「見た目以上に軽くて高級感がある」と評価されており、柔らかな印象を与えます。スーツスタイルはもちろん、休日のきれいめな服装(ジャケパンスタイルなど)にも合わせやすいのが特徴です。
SBXY033(チタンメタルバンドモデル)
- 文字盤: ブラック
- バンド: チタン(ダイヤシールド)
- 印象: フォーマル、正統派、万能
ブラックの文字盤に、ケースと同じチタン製のメタルバンドを合わせたモデルです。よりフォーマルで正統派なビジネスウォッチのスタイルであり、冠婚葬祭を含め、シーンを選ばず使える汎用性の高さが魅力です。チタンの一体感あるデザインを好む方にもこちらが選ばれます。
SBXD005(GPSソーラーモデル)
SBXD005は、全世界のタイムゾーンに対応する「GPSソーラー」機能(3X系キャリバー)を搭載したモデルです。このモデルの大きな特徴は、ケース・ブレスレットの素材にチタンではなく、ステンレススチールを採用している点です。
チタンモデルに比べると重量感はありますが(約144g)、ステンレス特有のしっかりとした重みと、磨き上げられた際の深い光沢を好む方もいます。ベゼルには傷に非常に強い高級素材、セラミックスが採用されており、時計の顔とも言えるベゼル部分の輝きを長く保ちます。
海外渡航の機会があり、GPS機能は欲しいが、ステンレスの質感や重厚感を好み、価格もチタンGPSモデルより抑えたい方に適したモデルです。メーカー希望小売価格は187,000円(税込)です。
2025年 GPSソーラー最新チタンモデル(SBXD031 / 033 / 035)
なお、2025年6月には、SBXD005と同じ3X系GPSソーラーキャリバーを搭載しつつ、素材をチタンに変更した最新モデル(SBXD031, SBXD033, SBXD035)が登場しています。
これらはオリジンのGPSモデルの新たなスタンダードとなりつつあり、価格は247,500円(税込)です。SBXD005の機能はそのままに、圧倒的な軽さを求める場合は、こちらが選択肢となります。
主要モデルの比較表
| 型番 | SBXY035 | SBXY033 | SBXD005 | SBXD033 (2025年モデル) |
|---|---|---|---|---|
| 機能 | ソーラー電波 (国内) | ソーラー電波 (国内) | GPSソーラー (世界対応) | GPSソーラー (世界対応) |
| 素材 | チタン / レザー | チタン | ステンレススチール | チタン |
| ケース厚 | 9.6mm | 9.6mm | 11.0mm | 11.0mm |
| 定価(税込) | 137,500円 | 137,500円 | 187,000円 | 247,500円 |
| 適した方 | 国内メイン、軽さ重視、エレガント | 国内メイン、軽さ重視、王道ビジネス | 海外利用、GPS機能必須、重厚感 | 海外利用、GPS機能必須、軽さ重視 |
アストロン:オリジンの価格と中古相場
セイコー アストロン オリジンは、その機能と品質から高価格帯に位置しますが、モデルによって価格は異なります。また、中古市場も活発で、賢く選べば手頃な価格で入手することも可能です。
新品の価格帯
2025年10月現在、新品で購入する場合のメーカー希望小売価格帯は以下のようになっています。
- ソーラー電波モデル(例: SBXY031, SBXY033, SBXY035) メーカー希望小売価格は**約13万7,500円(税込)**です。国内使用がメインであれば、最もコストパフォーマンスに優れる選択肢と言えます。
- GPSソーラーモデル(ステンレス / 例: SBXD005) メーカー希望小売価格は**約18万7,000円(税込)**です。
- GPSソーラーモデル(チタン / 例: SBXD031, SBXD033) 2025年に登場した最新のチタンモデルは、メーカー希望小売価格**約24万7,500円(税込)**となっています。
これらはあくまで希望小売価格であり、家電量販店や時計専門店、オンラインショップでは、ポイント還元や独自の割引により、実売価格はこれよりも低くなることが一般的です。
中古品の価格相場
中古品は、フリマアプリ、オークションサイト、中古時計専門店などで取引されています。価格はモデルの状態(傷の多寡)、付属品(箱、保証書、余りコマ)の有無によって大きく変動します。
- ソーラー電波モデル(例: SBXY035) 比較的状態の良い美品が、中古市場で7万円台あたりから見つけることが可能です。フリマアプリなどでは、さらに安価な出品もありますが、個人間取引の場合は状態の確認は慎重に行う必要があります。
- GPSソーラーモデル(例: SBXD005や旧3X系) GPSモデルは中古でもソーラー電波モデルより高値になる傾向があります。モデルや状態によりますが、10万円前後からが一つの目安となります。
中古品は価格的な魅力がありますが、以下の点に注意が必要です。
- ソーラーバッテリーの消耗:ソーラー時計の二次電池も永久ではありません。極端に古いモデルや、光の当たらない場所で長期間保管されていた個体は、電池の持ちが悪い可能性があります。
- 外装の傷:特にガラス(サファイアガラス)に傷がないか、ケースやブレスレットの傷が許容範囲かを確認します。
- 付属品の有無:ブレスレットのサイズ調整に必要な「余りコマ」が揃っているかは非常に重要です。保証書や箱の有無も、将来的に売却する際の価格に影響します。
新品にこだわらなければ、保証がしっかりした中古時計専門店で状態の良い個体を探すのは、アストロン オリジンを試す良い機会となります。
アストロン:オリジンにレディースはある?
セイコー アストロンは、先進的な機能とスポーティなデザインから、長らくメンズウォッチとしてのイメージが強かったシリーズです。
しかし、アストロンの高い機能性を女性にも届けたいというニーズに応え、近年では女性向けのラインナップも展開されています。
レディース専用ライン(3Xシリーズ レディス)
アストロン史上初となるレディース専用ラインとして、3X系キャリバーを搭載したモデル(例: STXDシリーズ)が存在します。
これらのモデルは、GPSソーラー機能を搭載しつつ、ケース径を40mm以下(例: 39.8mm)に抑え、女性の腕にもフィットするよう小型化・薄型化が図られています。
デザイン面では、ダイヤル(文字盤)に真珠母貝(マザーオブパール)を使用したり、インデックスにダイヤモンドをあしらったりするなど、機能性だけでなく、エレガントさと華やかさを両立させているのが特徴です。
世界中をアクティブに飛び回る女性ビジネスパーソンや、旅行好きな女性に最適なモデルとして設計されています。
ユニセックスとしての選択肢
レディース専用ライン以外にも、アストロン オリジンのメンズモデルをユニセックスとして着用する選択肢も増えています。
特に、ソーラー電波モデル(例: SBXY033, SBXY035)は、ケース厚が9.6mmと非常に薄型です。これは多くのレディースウォッチと同等か、それ以上に薄い設計です。
また、GPSモデルの中でも3Xシリーズ(例: SBXD031)はケース径39mmとコンパクトなため、サイズが合えば女性が着用しても違和感がありません。
シンプルな3針デザインは服装を選ばず、チタンモデルの圧倒的な軽さは、重い時計が苦手な女性にとっても大きなメリットとなります。
購入前には、可能であれば店頭で試着し、ご自身の腕にしっくりくるサイズ感かを確認することをおすすめします。

アストロン:シリーズの全体概要
「アストロン オリジン」は、数あるアストロンシリーズの中の一つのラインナップです。アストロン全体は、1969年の「クオーツアストロン」を原点としながら、常に時代の最先端技術を追求するセイコーのフラッグシップブランドとして進化を続けています。
オリジン以外の主要なシリーズとしては、特に「Nexter(ネクスター)シリーズ」が現在の主流の一つとなっています。
Nexter(ネクスター)シリーズ
Nexterシリーズは、その名の通り「次世代(Next)」を担うリーダーたちに向けた、より先進的でソリッド(立体的・堅実)なデザインを特徴とするシリーズです。
オリジンが初代モデルの「クラシック」なクッションケースデザインを踏襲しているのに対し、Nexterは多角形を組み合わせたベゼルや、ケースサイドにエッジの効いたシャープな面構成が特徴で、非常にモダンでスポーティな印象を与えます。
評価としても、「チタンで非常に軽く実用的」「彫りの深いフェイスが格好良い」「未来的なデザインが好み」「GPSの精度が圧倒的」など、オリジンとは異なるデザイン性と機能性の両面で高い支持を得ています。キャリバーは5X系(デュアルタイム)や3X系(シンプル)など、幅広く搭載されています。
シリーズの選び方
したがって、アストロンを選ぶ際は、まず機能(GPSか電波か)を決め、次にデザインの好みで選ぶのが良いでしょう。
- アストロン オリジンが適している人
- 初代モデルの歴史やストーリー性を重視する方
- クッションケースのクラシックでエレガントなデザインを好む方
- 薄型・軽量でシンプルな3針モデル(ソーラー電波または3X GPS)を求める方
- アストロン Nexterが適している人
- よりモダンでスポーティ、ソリッドなデザインを好む方
- エッジの効いた立体的な造形が好きな方
- 多機能なデュアルタイム(5X系)やクロノグラフを求める方

総括:セイコーアストロン オリジンの評価は?後悔しないために知っておきたい基礎知識!
アストロン オリジンの評価を総括すると、1969年の初代モデルから受け継がれる歴史的なデザインと、時刻合わせ不要という現代の利便性を高度に融合させた、非常に満足度の高いシリーズであると言えます。高品質な素材と先進技術が投入されており、時計愛好家やビジネスパーソンから広く支持されています。
この記事で解説した、アストロン オリジンの評価に関する重要なポイントは以下の5点に要約されます。
- 初代のクッションケースを継承した、クラシックで高級感のあるデザインが高く評価されています。
- チタン採用モデルは非常に軽量かつ薄型で、スーツの袖口でも邪魔にならない快適な装着感が魅力です。
- 光充電と電波受信(GPSまたは標準電波)により、電池交換や時刻合わせの手間が一切不要な点が絶賛されています。
- 購入時の最大の選択肢は、コストパフォーマンスに優れる「ソーラー電波(国内向け)」か、世界対応の「GPSソーラー」かです。
- 価格は高めですが、維持の手間がかからない点を含め、価格に見合う価値があると評価する声が多く見られます。
以上の点から、アストロン オリジンは、時計に「手間のかからない正確さ」と「長く愛用できる普遍的なデザイン」の両方を求める人にとって、非常に有力な選択肢となります。
ご自身のライフスタイルや予算に合わせて最適な機能(GPSか電波か)とモデルを選ぶことが、満足のいく購入の鍵となるでしょう。
・腕時計に関する総合情報はこちら:腕時計総合情報
・レディース腕時計の記事一覧はこちら:レディース腕時計
・メンズ腕時計の記事一覧はこちら:メンズ腕時計
・腕時計のメンテナンス・修理・電池交換に関する記事はこちら:メンテナンス・修理
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