カルティエの時計でレディースの丸いデザインをお探しの方は、バロンブルーの柔らかさや、パシャの強さに惹かれているのではないでしょうか。

あるいは、現在は主に中古市場で見かけるロンドソロや、ヴィンテージのマストコリゼのようなクラシカルな雰囲気が気になっているのかもしれません。
しかし、いざ購入となると「本当に自分に似合うかな?」「高額な買い物で失敗したくない」と不安になるのは当然のことです。
人気のモデルだからこそ、後悔しない選び方を知りたいですよね。この記事では、私が実際に見てきた丸いカルティエの魅力と、賢い選び方についてお話しします。
- ラウンドウォッチ(バロンブルー・ベニュワール・パシャ・ロンド)の違い
- 自分に似合うサイズ感やモデルごとの着用イメージ
- 「恥ずかしい」「買ってはいけない」といった気になる噂の真相
- 購入前に試着感覚で確認できる賢い利用方法と判断基準
カルティエの時計でレディースに人気の丸いモデル4選
※本記事では「丸い(ラウンド)」を、タンクなどの角型ではない“曲線主体のケース(正円〜オーバルまで)”という広い意味で扱います。正円に限らず、オーバルのベニュワールのようなモデルも「丸い系」として紹介します。
カルティエといえば「タンク」などの角型が有名ですが、実は「丸い(ラウンド型)」の時計こそ、女性らしい柔らかさと強さを兼ね備えた名作揃いなんです。
ただ丸いだけではなく、それぞれに全く違う個性があるのがカルティエの凄いところ。ここでは、特に人気が高い4つのコレクションについて、私の視点でその違いを解説していきますね。
一番人気のバロンブルーと失敗しないサイズ選び
まずは、現在のカルティエにおけるラウンドウォッチの代名詞とも言える「バロン ブルー ドゥ カルティエ」です。
フランス語で「青い風船」を意味するこの時計は、とにかくフォルムが立体的。風防(ガラス)までドーム状に盛り上がっていて、横から見ると本当に風船のような丸みがあるんです。
最大の特徴は、リューズ(時刻を合わせるネジ)がケースの中に埋め込まれているデザイン。
通常、リューズはケースから飛び出しているものですが、バロンブルーはそれを金属のアーチで覆うことで守っています。これにより、袖口に引っかかりにくく、ジュエリーのように手首に馴染みます。

バロンブルーのサイズ選びのポイント
- 28mm(SM):日本人女性の華奢な手首に最も馴染むサイズ。クォーツ式で薄く、ブレスレット感覚でつけたい方に。
- 33mm(MM):視認性が良く、時計としての存在感を楽しみたい方に。自動巻きモデルも選べます。
- 36mm以上:ユニセックスな雰囲気で、かっこよくつけこなしたい方に。メンズライクなファッションにも合います。
ただ、このバロンブルー、独特の厚みと丸みがあるため、数値上のサイズ(mm)と実際に腕に乗せた時の感覚が結構違うんです。
「お店で試着した時は良く見えたけど、普段の服装に合わせたら少し大きく感じた」という声もたまに聞きます。
特に、冬場のニットの袖口との干渉具合や、パソコン作業時の手首への当たり方は、数分の試着ではわかりにくい部分です。

バロンブルーの立体的な厚みや存在感は、数値以上に手首との相性が分かれます。後悔しないサイズ選びのために、まずは1ヶ月私生活で試してみるという選択も、失敗を防ぐ賢い手段です。
自身のライフスタイルに合う一本を確信するために、補償が充実したレンタルサービスを比較してみるのも良いですね。

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ベニュワールの気品とパンテールミニとの違い
次に紹介するのは、大人の女性の憧れ「ベニュワール」です。「バスタブ(浴槽)」を意味するこのモデルは、正円ではなくオーバル(楕円)型。これがまた、何とも言えない色気を醸し出すんですよね。
よく比較されるのが、スクエア型の「パンテール」のミニサイズですが、決定的な違いはその「ジュエリー感」です。
パンテールがブレスレットウォッチとしての軽やかさを持つのに対し、ベニュワールは現行ラインではゴールド素材が中心となるため、圧倒的な高級感と重厚感があります。
モデル構成によって素材や仕様は異なりますが、パッと見の「品の良さ」と「格」は、このコレクションならではの魅力です。

| 比較ポイント | ベニュワール | パンテール |
|---|---|---|
| 形状 | 楕円(オーバル) | 正方形(スクエア) |
| 主な素材 | 18Kゴールド(WG/YG/PG)中心 | SS、コンビ、ゴールド |
| 印象 | エレガント・官能的 | スタイリッシュ・都会的 |
| 価格帯 | 高価格帯(100万円〜) | 中価格帯〜(50万円〜) |
最近出たバングルタイプの「ミニ ベニュワール」は、もはや時計というより極上のジュエリー。
パーティーシーンや、シンプルな服装を格上げしたい時には最強のパートナーになってくれるはずです。
革ベルトタイプを選べば、クラシックで知的な印象になり、ビジネスシーンでも嫌味なく使えますよ。
パシャが似合う自立したカルティエの時計をしている女性
「丸い時計がいいけど、甘すぎるのは苦手」という方に強くおすすめしたいのが「パシャ ドゥ カルティエ」です。
スポーティーな設計思想を感じさせるディテールを持つため、カルティエの中ではアクティブな部類に入ります。
特徴的なのは、リューズを守るための「リューズプロテクター(リューズキャップ)」がチェーンで繋がれているデザインと、文字盤の3・6・9・12のアラビア数字。
これが知的でアクティブな印象を与えてくれるんです。
かつて大流行した「ミスパシャ」はクォーツモデルとして流通している個体が中心でしたが、現行のパシャは本格的な機械式ムーブメントを搭載したモデルも充実しています。
私が思うに、パシャが似合うのは「自分のスタイルを持っている自立した女性」仕事もプライベートも全力で楽しむ、そんな女性の腕で輝く時計だと感じます。

現行モデルはストラップを自分で簡単に交換できる「クイックスイッチ」がついているので、平日はステンレスブレスでキリッと、休日はカラフルな革ベルトで遊ぶ、といった使い分けも可能です。
廃盤になったロンドソロと継承されるロンドマスト
「もっとシンプルで、ベーシックな丸い時計がいい」という方には、「ロンド」シリーズが候補に挙がります。
以前人気だった「ロンド ソロ」は現在は主に中古市場で見かけるモデルになりましたが、その精神は現在の「ロンド マスト」にも通じる部分があります。
ロンドシリーズの魅力は、その薄さと端正な顔立ち。バロンブルーのような装飾的な盛り上がりがなく、シャツの袖にもすっと収まります。
ローマ数字の内側に24時間表記のアラビア数字が描かれているのも、ロンドソロなどで見られる特徴ですね。

最新のロンドマストは電池寿命が長い!
現行のロンドマストの一部モデルには、電池寿命が長い「高耐久(ハイオートノミー)」クォーツムーブメントが採用されています。
電池交換の頻度を抑えられるので、実用性を重視する方にはかなり嬉しいポイントです。
タンクレディースとは違うラウンド型の優美な魅力
最後に、やはり迷うのが「タンク(角型)にするか、ラウンド(丸型)にするか」という究極の選択です。
タンクは「整然とした美しさ、知性、規律」を感じさせるのに対し、ラウンド型(特にバロンブルーやベニュワール)は「優しさ、包容力、余裕」を感じさせます。
ビジネスシーンで「キリッと見せたい」ならタンク、「親しみやすさや柔らかさを出したい」ならラウンド、という選び方も一つの正解かもしれません。

どちらが良い悪いではなく、「自分がどう見られたいか」「どんな自分でありたいか」で選ぶのが、カルティエウォッチの醍醐味だと私は思います。
タンクフランセーズのようなカチッとした時計も素敵ですが、あえて丸い時計を選ぶことで、大人の余裕を演出できるのは間違いありません。
関連記事:カルティエ タンクルイの完全ガイド!一生ものの魅力?後悔しない選びかた

丸い形のカルティエ レディース時計を選ぶ時の悩みとは?
デザインの良さは分かっても、やはり高級時計。「本当にこれでいいの?」という不安はつきものです。
ここからは、よく検索されているネガティブなキーワードや、購入前に解消しておきたい疑問について、正直にお答えしていきます。

カルティエ時計は恥ずかしい?何歳向けのブランドか
ネットで検索すると「カルティエ 時計 恥ずかしい」なんて言葉が出てきてドキッとしたことはありませんか?
結論から言うと、カルティエの時計をつけていること自体が恥ずかしい、ということは基本的にありません。

そう言われる理由として考えられるのは、「バブル時代のイメージを引きずっている(昔流行ったマストタンクなど)」や「成金趣味だと思われるのではないか」
という不安から来る誤解がほとんどです。実際には、カルティエは王室御用達のジュエラーであり、その品格は揺るぎないものがあります。

年齢層についても、カルティエは20代から60代以上まで、一生付き合えるブランドです。
例えば、20代ならステンレスのバロンブルーやタンクマスト、40代以降ならゴールドのベニュワールやパンテールなど、年齢に応じたモデル選びができるのが強みです。
むしろ、年齢を重ねるほど似合うようになるブランドだと言えます。
関連記事:カルティエ時計のイメージは?女性の年齢層と後悔しない選び方
買ってはいけない噂の真相と後悔しない資産価値
「買ってはいけない」という噂もたまに見かけますが、これは主に「リセールバリュー(売る時の価格)」を過度に期待している層からの意見であることが多いです。
確かに、一部のスポーツモデルのように「買った値段より高く売れる」という現象は、カルティエのレディースモデル(特にステンレスモデル)では稀です。
しかし、カルティエは宝飾ブランドとしての知名度が世界的に抜群なので、状態が良ければ中古市場で一定の需要が見込めるのは事実です。
資産価値を気にするなら ステンレスモデルよりも、金無垢(ゴールド)モデルの方が、地金としての価値も加わるため値崩れしにくい傾向にあります。

ただ、時計はあくまで「使うもの」。売ること前提で選ぶよりも、毎日愛用できるかどうかが重要です。
何年くらい使える?維持費の目安と安く試す方法
カルティエの時計は、適切なメンテナンスをしていれば、母から娘へ、そして孫へと受け継ぐことができる品質を持っています。「一生モノ」というのは大げさな表現ではありません。
維持費については、クォーツ(電池式)なら数年に一度の電池交換、機械式なら定期的なコンプリートサービス(分解掃除)が必要です。
目安としては購入からおよそ5年程度で状態に応じて検討し、使い方によって前後すると考えるとイメージしやすいです。
正規店での電池交換サービスは9,900円〜、コンプリートサービスは内容により費用がかかりますが、これで新品同様に磨き上げてもらえるので、長く使うための必要経費と考えましょう。
ちなみに、カルティエの公式サイトから「Cartier Care」に登録すると、国際保証期間が最大8年まで延長される特典があります
(承認された場合、当初2年に加えて最大6年延長)

購入後は必ず登録することをおすすめします。 (出典:Cartier Careのご案内 – カルティエ公式サイト)
廃盤一覧から読み解くヴィンテージモデルの探し方
現行モデルにはない魅力を求めて、廃盤モデル(ヴィンテージ)を探すのも楽しいですよ。特に丸い時計で人気なのが「マスト コリゼ」です。
ローマの円形闘技場(コロッセオ)をモチーフにしたデザインで、少しクラシカルで小ぶりなサイズ感が今のトレンドにマッチしています。
他にも、独特のラグデザインを持つ「マスト ヴァンドーム」などは、人とかぶりたくないおしゃれな女性に大人気です。
ヴィンテージは価格も10万円台〜20万円台と比較的手が届きやすいのが魅力ですが、状態の良し悪しを見極めるのが難しいのが難点なんです。

「安いから」と飛びつくと、後で修理代が高くつくこともあります。信頼できるショップで購入するか、あるいは一度レンタルでヴィンテージの雰囲気を試してみるのも良いでしょう。
まとめ:カルティエの時計でレディースの丸い一生モノを
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ここまで、カルティエが誇る「丸い時計」たちの個性について深掘りしてきました。
バロンブルーが放つ洗練された「多幸感」、ベニュワールが醸し出す知的な「色気」、パシャに見る自立した「強さ」、そしてロンドが守り抜く「普遍性」
どれもが、身につける女性の日常を美しく彩ってくれる素晴らしいパートナー候補です。

しかし、これらは決して安い買い物ではありません。数十万円、モデルによっては100万円を超える出費を伴う「一生モノ」の決断です。
だからこそ、購入してから数ヶ月後に「やっぱりあっちのモデルにしておけば良かった」「私の服装には少し派手すぎたかも」といった後悔だけは、絶対にしてほしくないのです。
店頭での試着だけでは見えない「日常の相性」
お店の煌びやかな照明の下では完璧に見えた時計も、実際の生活シーンでは違った表情を見せることがあります。
- 職場の照明や自然光:文字盤の色味や針の視認性はどう変わるか。
- 重さと厚み:パソコン作業や家事の最中に、手首への負担や邪魔さを感じないか。
- ファッションとの調和:クローゼットにある普段着や、お気に入りのジュエリーと喧嘩しないか。
こうした「リアルな使い心地」を確認するには、店頭での数分の試着だけでは限界があります。そこでおすすめしたいのが、「レンタルで一定期間、自分の生活の中で試してみる」という現代的で賢いアプローチです。

数十万円のリスクを負って「一発勝負」で購入する前に、数千円から1万円台のコストで数週間じっくりと「お試し」をする。
これによって、「この時計こそが私の運命の一本だ」という確信を持って購入へ踏み切ることができます。
逆に「意外と使いにくかった」と気づけたなら、それはそれで大きな失敗を防げたことになります。あなたが心から納得し、数十年先まで愛せる最高のカルティエと出会えることを願っています。
まずは、どんなモデルが借りられるのか、自分に合うプランがあるのかをチェックして、選択肢を絞り込むところから始めてみてください。


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